クレジットカード用語集あ〜た行
【暗証番号】(PIN= personal identfication number)
クレジットカードの不正使用(他人使用)を防ぐための数字のみで構成されるパスワード。本人確認で利用される方法の1つ。近年、キャッシュカード窃盗やスキミングが多発したり、デビットカードシステムの本格稼動が始まったこともあって(デビットカードでは利用者が端末に暗証番号を入力する)、各クレジットカード会社では、他人に知られやすい暗証番号(生年月日や電話番号など)を避けるよう呼びかけている。
【異動情報】
いわゆるブラックリストのこと。クレジットカード用語集な〜わ行参照
【ATM】(automatic teller machine; automated teller machine)
現金自動出納機。現金自動貸出返済両用機(消費者ローン業界の場合)。現金自動預払機(銀行の場合)。紙幣(及び硬貨)、通帳、磁気カード等の受け入れ口、支払い口を備え、金融機関や貸金業者、現金出納を行う業者の提供するサービスが、顧客自身の操作によって取引できる機械を指す。これに対し、現金の引出と残高照会のみが可能な機械はCD機(現金自動支払い機、キャッシュディスペンサー)という。
【カードキャッシング】(card cashing)
クレジットカードで小額の(通常、クレジットカードの場合は20万円以下)融資を受けること。
【カードローン】(card loan )
CD、ATMなどからカードを利用して、あらかじめ契約した貸出枠の範囲で融資を受けることができるタイプの消費者ローン。クレジットカードのカードローンは、通常、キャッシングよりもまとまった資金が借りられる、リボルビング方式の融資制度。
【貸付限度額】(credit line; upper limit of a loan)
クレジットカード会社がローンカードなどの包括契約に基づいて、契約上設定する上限金額。
通常、個人の信用度に応じてカードごとに利用限度額が定められており、日本では一般カードで5万〜50万円、利用実績などによっては50万円超〜100万円程度、富裕層を対象としたゴールドカードでは50万〜300万円程度と属性や利用実績などによって開きがある。利用限度額と未払い債務(未請求の債務を含む)額の差が、その時点でのクレジットカードによる立替払いが可能となる金額となる。
【元金/元本】(principal; proceeds; amount financed)
消費者信用における債権は、通常、元金と利息部分から成る。一般に元金とは、クレジットカード利用時の利用額(商品またはサービスの購入額)、すなわち「与信額」(amount financed )をさす。
【キャッシュディスペンサー】(CD= cash dispenser)
現金自動支払い機。略称で単にCD(シーディー)あるいはCD機と呼ばれることもある。現金の引出と残高照会のみを扱う。
【キャッシングサービス】(cashing service )
クレジットカード会員などに対して行なう小額の即時融資。なお、クレジットカードでは、通常、「キャッシング」は一括払いを、「ローン」は分割払いをさす。一般的に、キャッシングの場合、金利は25%〜29.2%。ローンでは12%〜18%位になる。
【銀行系クレジットカード】(credit card issued by bank or bank's subsidiary; bank credit card )
銀行または銀行持株会社のグループ会社が発行するクレジットカード。信販系カード、流通系カードなどと区別する際に用いられる。現在のメガバンクが中心となり設立したジェーシービー(JCB)、三井住友カード(以下「三井住友」)、ディーシーカード(DC)、UFJニコス(UFJ)、ユーシーカード(UC)と外資系のシティカードジャパン、American Express International(日本支社)などが主である。但し、UCは自社でクレジットカード(UCカード)の発行は行わず、流通系のクレディセゾン(以下「セゾン」)又はブラザーズカンパニーであるUCカードグループのいずれかが行う為、他の銀行系とは大きく異なる。
【金利】(money rate of interest)
元本に対する、一定期間内における利子発生の割合。資金の貸借において借り手から貸し手に支払われる利息または利率のこと。
金利には、名目金利と実質金利が存在する。名目金利は、額面にかかる金利である。実質金利は名目金利から期待インフレ率を差し引いた分である。名目金利は0%より下がらないのに対し、実質金利はマイナスがあり得る。
【クーリングオフ】(cooling-off; right of rescission; right of cancellation )
消費者が訪問販売等で商品の購入申込みをした場合、一定の期間内であれば無条件で撤回または契約の解除ができる法制度または権利をいい、消費者に再考する期間(クーリングオフ期間)を保障するもの。
消費者がクーリングオフを実行した場合、訪問販売業者等は損害賠償や違約金の支払いの請求ができない。契約解除の意思表示は、「書面」で行なうことが必要。多少の費用がかかるが、消費者と業者との間で書面を「送った」「受け取っていない」といった紛争を避けるため証拠の残る内容証明郵便が確実である。
ただし、クーリングオフはあらゆる場合に適用されるわけではなく、特定商取引法や割賦販売法によって、適用除外のケースが定められている。
【クレジットライン】(credit line )
利用限度額、貸出限度額、チャージアカウントともいい、与信限度枠のこと。
【消費者金融】(consumer finance; consumer loan )
消費者金融(しょうひしゃきんゆう)とは、貸金業の内、消費者に対する金銭の貸付け、又はこれを行う業者である。
担保や保証人を必要とせず、小額の金銭を迅速な融資が受けられる。
【消費者金融系クレジットカード】
消費者金融大手が発行しているクレジットカード。
消費者金融系クレジットカードは、他のクレジットカードに比べて、キャッシング可能限度額が高いのが特徴である。但し、消費者金融系が発行するクレジットカードの多くは、キャッシング用のカードにショッピングの機能を加えたものでありメインは飽く迄キャッシングである為、他の系列に比べてクレジットカードとしてのサービスは乏しい。
【信販/信用販売】
買い手に信用を供与し、代金後払いを認める販売方法である。クレジットとも呼ぶ。
また、月賦などの分割払いについては割賦販売(かっぷはんばい)と呼ばれる。
【信販会社】('shinpan' company )
信販会社は、主として割賦販売(月賦などの分割払いによる販売)の斡旋を行う会社であり、全国展開しているものや地方的なものなど多種多様である。また、独立系以外に電気機器や自動車などのメーカー系のものが多数ある。これらの多くは、割賦販売(上述の個品方式)の斡旋から始まって、現在多くがクレジットカードの発行を行っている。信販以外には、リース事業などを手掛けているものもある。ローン会社、クレジット会社などと呼称されることもある。
【信販系クレジットカード】(credit cards issued by 'shinpan company')
信販会社が発行するクレジットカード。
わが国では、銀行系カードの支払方法が主として1回払い(マンスリークリア)であったのに対し、信販系クレジットカードは分割返済を認められていた。しかし、1992(平成4)年夏以降、わが国の銀行系カードにもリボルビングシステムの導入が、2001(平成13)年からは分割払いも認められた。このように返済方法が多様であり、クレジットとローンを融合させたサービスが多彩。
【多重債務者】(multiplex amounted debtor )
本人の返済能力を超えて、複数の業者から多重に借金をしている債務者。自己の収入や資産では到底支払いきれないほど債務が膨らんでいて、既借入金の元利支払いのため、他の業者から追加借入れすることによって、多重債務に陥ることが多い。
【担保】(collateral; security; warranty)
担保(たんぽ)とは、借金や融資を受ける際に、その支払いを保証するための対象。またその仕組み。
保証や連帯債務などの人的担保と、建物や土地の権利などの不動産担保 、株式(株券)などの債権担保などの物的担保とがある。通常は「担保・保証」という場合のように、物的担保の意味で使われることが多い。
返済が困難になった際は、担保を債権者に引き渡し、または強制執行手続により差押え・換価・競売を行うことによって債務の履行に代えるようになっている。
【定額リボルビングシステム】(revolving credit system based on fixed amount minimum payment )
毎月最低限支払義務額が一定額であるリボルビングシステム。
定額リボルビングシステムは、さらに「元利定額」と「元金定額」とに分類される。
元利定額リボルビングシステムは、毎月、あらかじめ指定した一定額を支払い、その中から利息を差し引いた金額を元金返済に充てる方式。
支払額は毎月一定だが、一定額の中に利息の支払いが含まれているため、元金が指定した額ずつ返済されるわけではない。
これに対し、元金定額リボルビングシステムは、毎月、あらかじめ指定した一定額に加えて利息を支払う方式。
指定した一定額はすべて元金の返済に充てられ、それとは別に金利を支払うのが特徴。このため同額に設定した場合、元利定額リボルビング方式と比較して早期に返済が終了する。
【デビットカード】(debit card)
即時決済カードのこと。
店頭での支払い決済において、日本では銀行などの民間金融機関と郵便貯金の預貯金口座から引き落として支払う事が出来る。
debitとは簿記用語で「借方」の意。
日本では、通常、キャッシュカードをそのままデビットカードとして使用し、決済時には口座の暗証番号を使うため、端末には暗証番号が他人に見えないよう、一般に被いや偏光板が付けられている。クレジットカードと異なり即時決済となるため、デビットカードの発行にあたって一般に年齢制限や審査は無いが、預金口座残高が無ければ別途キャッシングサービスの契約がない限り、支払をすることはできない。ただし定期預金口座と一緒になった総合口座で定期預金に残高があればその残高の一定額まで自動借り入れが可能である。
日本では2000年3月から本格稼働が始まった。
【電子マネー】(electronic money; digital money )
現金、小切手、クレジットカード等の物理的媒体をベースとした従来の決済手段が果たしてきた機能をコンピュータ上で実現する新しい決済手段。
具体的には、ICカードを利用して暗号技術を駆使することで、貨幣価値の捏造・偽造、複製、窃盗を防止したものである。